運用するには、ドメイン契約しているサービス側はもちろん、契約WEBサーバー側がDNSサーバーを使用出来るかどうかを確認。
CPIはDNSサーバーに対応はしているが、有料なので注意。
料金などの詳細は確認してください ⇒ https://www.cpi.ad.jp/dns/
エックスサーバーやさくらサーバーは申し込みは必要なく無料で使用できます。
◎メールはムームードメイン、WEBはエックスサーバー
エックスサーバー側で何か設定変更する必要はありません。
ムームードメインにログインし、ムームーDNSへ。対象ドメインの「変更」をクリックします。
※ボタンが「変更」ではなく「利用する」の場合はカスタム設定のセットアップ方法に沿って設定します。
ページ中程にある「設定2」の部分を以下のように設定します。
例)
| サブドメイン | 種別 | 内容 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| A | 183.181.89.82 | ||
| www | A | 183.181.89.82 | |
| * | A | 183.181.89.82 | |
| MX | mx01.muumuu-mail.com | 50 |
まずはAレコードだけを設定し、「セットアップ情報を変更」をクリックし変更すると、
「MXレコード」欄が自動挿入される(セルの背景がグレーになっている)
最後に、「ネームサーバ設定変更」から対象ドメインを選択し、ネームサーバーを「ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用する」を選択し保存すれば完了。
完全に反映されるまでには1日程度みておいた方がよい。
テストでは、送信サーバーはすぐに使用できたが、受信サーバーの切替にかなり時間がかかりました。
◎メールはさくらサーバー、WEBはエックスサーバー
さくらサーバーの「会員メニュー」にログインし、「契約中のドメイン一覧」ページへ。
さらに「ドメインメニュー」へ移動。

次に対象のドメインの「ゾーン編集」へ移動。

「変更」から以下の項目の「Aレコード」「MXコード」の2つを編集する。

もとの登録情報は削除する。「エントリの追加と変更」で新規登録する。
新規追加後、「データ送信」をクリックで変更完了。

変更後の内容は以下を確認。

※エックスサーバー側は特に変更する必要はなさそうです。
変更する場合は下記を参考にしてください。

DNSレコードの編集はこれで完了。
最後に、サイトが公開前で「動作確認URL」で校正を進めてきている場合は、「SRDB3」で正規ドメインへ置換する必要があります。(そのままだと動作確認URLを読み込みにいってしまうため。)
上記の設定変更でメールの送受信とWEBページの読み込みはうまくいくと思います。
(トーコーレンタル様の時はうまくいきました。)
ただメールに関しては、変更後先方PC・モバイル両方(WindowsのThunderbirdとMacメール)で送受信できなくなりました。
新規でアドレスを登録した場合は問題なく送受信出来ましたが、既存のアドレスに関しては再度デバイス側の設定を変更する必要がありそうです。特にセキュリティに関係する設定ではじかれる可能性が大きいです。
以下がエラーメッセージです。


◎運用での注意点
ムームードメインでは、ムームーメールのドメイン登録可能数は20件なので注意。
運用をすることでメールサーバーの事を気にする必要がなくなるので、自社内でのサーバーの移管などがしやすくなるメリットはありますが、20件しか登録できないのであまり実用的ではないかもしれません。(ムームー以外のサービスでも20件くらいっぽいです)
◎参考サイト