ドメイン名が日本語であることによる最大のメリットは、「見た目のわかりやすさ」です。日本語を理解する人なら一目で読めるので、覚えられやすくなります。
日本語ドメインを一目見ればそのサイトがどんな情報を提供しているかがわかります。
例えば、先ほどの「https://学習塾比較サイト.com」という日本語ドメインは、
https://xn--eckwd4c7c5976acvb2w6i.com
という文字列に変換されます。
わかりにくいだけでなく、一見スパムのようにも見え不信感を抱かせてしまう危険性もあります。
また、メールアドレスにも日本語が使えないので、info@xn--eckwd4c7c5976acvb2w6iなどのように表記されてしまい、相手に誤解を与えるリスクがあります。
〇〇〇@アップル鍼灸整骨院.com は使用できません
どうしても使用したい場合は次のメールアドレスになります。
〇〇〇@xn--eckwd4c7c5976acvb2w6i.com
メールアドレスを使用する場合は、控えた方が良いと思います。
メールアドレス同様、読み込み後のアドレスが一般の人にはわかりずらい
xn--eckwd4c7c5976acvb2w6i.com
普及しだした当初は注目された日本語ドメインですが、今やその数は155万件以上と増え、もはや目新しさはなくなりました。見た目にわかりやすく覚えやすいのは確かですが、コンテンツやキーワードとの関連性が高くなければ、「日本語だから」という理由だけでアクセスを期待するのは難しいでしょう。
ドメインは検索キーワードと一致しているほうがSEO効果は高いとされています。そのため、キーワードと関連性の高い日本語であれば若干の効果は見込めるでしょう。
ただし、最近ではコンテンツの質やユーザビリティがもっとも重視されています。ドメインにキーワードが入っていたとしても、コンテンツの質がよくなければ上位表示は見込めません。
つまり、日本語ドメインであること自体には、SEO効果はほとんど期待できないと考えてよいでしょう。